3日目のツアーは、ハバナから車で2時間程のピナー・デル・リオ州にある「ビニャーレス」へ。
この日は早朝の出発で、バンタイプの車がカサまで迎えに来てくれた。
Mariaと、昨日一緒にラム酒を飲んですっかり仲良くなった旦那さんのIvanが見送ってくれた。なんだか今日は大人の遠足気分。移動中はツアー参加者と話をする時間がたっぷりあり、みんな一気に打ち解けた。アメリカ在住のご夫婦、看護師の女子2人組、一人参加の男性平井さん、そして席が隣になった広告代理店に務めるユミさん。彼女は歳も近く、今までの海外旅行話で盛り上がった。
ビニャーレスへは、緑に囲まれた1本道の高速道路をひたすら進んでいく。高速道路というより、田舎道といった感じだ。ハバナを離れると景色がガラっと変わり、放牧された牛や馬、とうもろこし畑など、エネルギーに満ち溢れたハバナの雰囲気とはまた違った、ゆったりとした田舎の風景が広がった。
トイレ休憩を挟んで1時間後、ついにビニャーレスに到着。まずは、世界遺産でもある「ビニャーレス渓谷」を望める展望台へ。石灰石で形成された「モゴーテ」と呼ばれるゴツゴツした山の上には、ニョキニョキとヤシの木が生えている。鉄分を多く含む赤土色の畑とのコントラストが美しい。
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